やってしまった~
詐欺サイトでお買い物をしてしまった~
私はいつもネットショッピングはヤフー・楽天・Amazon位しか利用しないのですが、
今回は親族から勧められたサイトだったので、
ちょっと無防備、油断しまくり、チェック甘々でした。
大反省…
とある海外メーカーのトレイルランニングシューズをアウトレット価格で販売しているサイト。
正規価格で販売しているサイトとそっくりで、
正規価格のショップと同系列のアウトレットショップなんだろうなと勝手に思っていました。
今思えば、
関連していたらアウトレットショップへのリンクがあってもいいのでは⁉とか、
アウトレットと言えども、
割引率が高かった
在庫が豊富(サイズの欠品がない)
ニューモデルもある
こんな点から「あやしい」と思うべきだったなぁ。
一応初めて使うサイトだったので、
私なりに会社概要等はチェックはしました。
実在する会社だったし、並行輸入のお店ということで、特に問題はなさそうと判断。
だけど、あともう少し踏み込んで調べていれば怪しいサイトとわかったはず!
あ~ぁ。
なんで詐欺サイトだとわかったか、
まず、
決済後に届いたメールが怪しかった
英語だったんです。
そして英語なので翻訳したら、
決済の内容(金額等)の下に、
「外国為替レートにより、実際の価格とは異なる場合があります」
と書かれていました。
ん?そんな話聞いてないぞ、と。
そして急遽色々調べることになったのです。
次に、
勝手に他の会社を連絡先に指定していた
会社名や連絡先は実在する会社であると購入前に調べていて分かっていたのですが、調べ方が甘かった。
その会社のホームページを後でよ~く見てみると、
並行輸入で取り扱っているメーカーの中に、私が買ったメーカーがなかった。
その会社の運営通販サイト一覧の中に、今回購入したサイトがなかった。
なので、私、直接その実在する会社に問い合わせしたんです。
〇〇〇〇(https://---------------)
というサイトに御社の連絡先等があるのですが、運営していますか?
って。
そうしたら、すぐに返信が来て
弊社とは関係のないサイトです
とバッサリ即答でした。
その会社のホームページには、自社の連絡先等がそのまま使われている詐欺サイトがあるので気を付けてと、注意喚起されていました。
これ、早く見たかった…
クレジット決済までしちゃったから、すぐカード会社に連絡。
使ったことを取りやめるには、店舗からの取消し処理が必要なので、
現時点では私からの申し出だけでは決済の取消しは出来ないとのこと。
なので、まず私から店舗にキャンセル依頼を電話の後にすることにしました。
そして悪用防止のため、カードを停止し、新しい番号で再発行。
決済完了してからカード会社へ連絡するまで約3時間程経過しているけど、
この日のカード使用履歴は1件(多分私が決済したもの)だけのようです。
金額等の詳細はまだ売り上げとして届いていないので、
カード会社でもわからないとのこと。
あとはその後、実害(商品届かない・不正利用された)があって、
それが詐欺等だとカード会社で判断された場合は、
対応してくれるとのことでした。
カード会社の電話を切ってすぐに、キャンセルの連絡をお店に入れました。
お店のホームページの問い合わせからと、
注文確認メールの返信(英語・日本語)とで3回。
未だ折り返しの返信はありませんが…
注文確認メールも英語で、
しかも発送先等の情報(日本語)の所は文字化けしちゃってるし、
これ、絶対海外からの詐欺でしょ!って。
向こうからのメールアドレスを検索にかけたら、
海外の詐欺報告サイトみたいなのが出てきたので翻訳すると、
そこには同じように被害にあった人の情報提供がたくさん書いてありました。
支払ったけど商品が届かない、連絡取れない…と。
はい、詐欺確定!
きっと私も、
商品が送られてこないか、
偽物や異なるものが送られてくるか、
って感じでしょうね。
住所・氏名・電話番号が知られてしまったのは気持ち悪いけど、
この辺の情報は今回に限らず、色々なところに既に出回っているだろうから諦めます。
しばらくは不審な連絡に気を付けなくては!
警察に被害届を出すときのために、取引の証拠、残さなきゃ。
詐欺サイトや取引画面をスクリーンショットし、メールも印刷。
もう一日がかりでした。
詐欺にあった時の対処方法とかも調べていたら、
トレンドマイクロ社では、無料でWebサイトの安全性の評価をしてくれるそうで、
怪しいサイトかどうか事前に確認できるようになっていました。
早速、私が購入したサイトを調べてみました。
サイトのアドレスを入力するだけなので簡単です。
結果は、
危険
Webサイトの安全性の評価は「安全・危険・不審・未評価」の4種類。
その中の「危険」でした…!やっぱりね。
《最新のテストでは、このWebサイトに有害なプログラムが含まれるか、閲覧者にフィッシング詐欺を行う可能性があります。》
さらに、カテゴリ別にいうと、
「フィッシング」
《正規のWebサイトを偽造して、ユーザー名やパスワードなどの情報を収集する詐欺サイトです。》
と評価されました。
親族も、近いうちにここで靴を購入予定だったので、すぐに連絡。
明日買う予定だったみたいなので、ギリギリ間に合いました。
親族は自分が勧めたサイトが詐欺サイトだったと知って、
とても申し訳なく感じていて、たくさん謝ってくれましたが、
いえいえ、全ては自己責任。
私が甘かったのです。
とても勉強になった一日でした。
皆様もお気をつけて!
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【 追記 】 2023.7.24
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その後、
翌日、私のキャンセルメールに対しての返信がありました。
直訳するとこんな感じ↓
本当にキャンセルしますか?
取り扱っている商品は高品質で安いので、購入する価値があります。
もう一度考え直しませんか?
それに対して私はもちろん再度キャンセルしたい旨をメールで返信。
ホームページに関係のない会社を掲載するような方と取引したくない。
と、再度メールに記載しました。
そして本日、
キャンセル手続きをします
と、メールがありました。
私の指摘した点については一切触れることなく。
とりあえず、メールの流れ的にはきちんと双方でキャンセル意向とキャンセル受諾を確認した形となりました。
最後の最後のメールまで、会社名やメールを書いている担当者名等の記載はなく、
「カスタマーサービス部」
とだけ書いてありました。
私はいったいどこの誰とやりとりしているのでしょうかね。
相手の目的がクレジットカードの番号等の収集や連絡先の収集ならば、
一応目的は達成されているわけですよね。
本当にカード決済の方もキャンセルになったかどうかは、
数日後にでもカード会社に問い合わせしてみようと思います。
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